<きらちゃんの ほし>

 

「うわぁ~。おほしさま みたい。」

 

 

 きらきらっ って ながれぼしみたいに

 

 うさぎさんが あらわれて きえたの

 

 

 

「さっきの うさぎさん すてきだったなぁ~。」

 

 え を かいてみた。

 

 

 

 

「うわ~ん!!かけないよぅ~~~!!」

 

 ひっくり かえって おおあばれ。

 

 

 

「できない ばっかり いってないで さいごまで やって。」

 

 えの うさぎさんが でてきて びっくり。

 

 

 

「できないってったら できないの!!ほっといてよ!!」

 

すると うさぎさんは ためいきをつき

 

えのなかへ

 

 

 

えをのぞくと うさぎさんの めには なみだ。

 

「し~らない。ふ~んだ。」

 

えを ひっくり かえした。

 

 

 

しばらくして えを もどすと

 

わたしの えが あった。

 

「これ うさぎさんが?」

 

「わたし こんなふうに わらってなかったのに・・・。どうして?」

 

 

 

わたしは、また えを かきはじめた。

 

「どうしても かけないよぅ~~~。」

 

こぼれおちた なみだは みるみるまに ひろがり あふれて なみだのかわに なった。

 

わたしは おぼれ もがいた。

 

「たすけて!!」

 

さけんだ。

 

 

 

そのとき ふねが きた。

 

わたしは ひっしで つかまって のった。

 

ふねは えのなかへ ひきこまれて いった。

 

 

 

 

あたりは くらく どうくつのよう。

 

ふねの ゆくさきには たくさんの きばが ぎらり と ひかってた。

 

「きゃ~!!」

 

こわくて こわくて

 

めを ぎゅっ と つぶった。

 

 

 

「きらちゃん。」

 

やさしい こえがして めを あけると うさぎさんが たってた。

 

「ごめんね。わたし なんにも できない。」

 

 

「もう いちど かいて。」

 

「でも・・・・・」

 

「きらちゃんが かいてくれるだけで うれしい。」

 

 

 

 

わたし いっしょうけんめい かいた。

 

かわいく かけた。

 

「もう いちど かわを みて ごらん。」

 

 

 

「すご~い。きれい。」

 

きばだと おもったのは かがやく ほしたち だった。

 

 

 

「きらちゃんが わらえば、こころの ほしたちも かがやくんだよ。」

 

「ほんと?」

 

「ほしは、きらちゃんのなかの ちから。

 

 まだまだ、たくさんの ほしが ねむってる。

 

 にっこり おこして あげてね。」

 

 

 

「みつけていきたい。わたしのほし。」

 

「いつも このほしたちと いっしょに おうえん してるね。」

 

「ありがとう。」